感染症研修会を開催しました(手指衛生について)
- 3月5日
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2月27日、笠原敬先生(奈良県立医科大学 感染症内科学講座 教授)をお招きし、「手指衛生」をテーマとした感染症研修会を開催しました。
本研修は令和7年度奈良県感染症対策強化事業の一環として実施され、当院研修棟には多くの職員が参加しました。職種を問わず幅広い職員が集まり、熱心に講義を聴講しました。
手指衛生は、微生物を「移動させない」「侵入させない」ための対策であり、感染症対策の基本であると同時に、最も費用対効果の高い対策の一つとされています。その効果を最大限に発揮するためには、「関わるすべての人が確実に実施すること」が重要です。
講義では、イラストや動画を用いた分かりやすい説明が行われ、日常業務の中で実践につなげやすい内容となっていました。講義後には多くの質問が寄せられ、活発な質疑応答が行われるなど、会場全体で感染対策への関心の高さが感じられました。
また、手指衛生の実施を妨げる要因の一つとして「手荒れ」が挙げられます。手荒れは手指衛生に対して消極的な気持ちを生むだけでなく、細菌の温床となる可能性もあるため、適切な対策が必要です。講義では、保湿剤の選び方や手の拭き方など、現場で実践できる具体的な対策についても紹介されました。
手指衛生の対象である微生物は目に見えません。そのため効果を実感しにくい一方で、手荒れのような負担は目に見えるため、実践を継続する難しさもあります。今回の講義は、そのような側面も含めて手指衛生の意義を改めて理解する貴重な機会となりました。
今後も鴻池会では、職員一人ひとりが感染対策への理解を深め、安心・安全な医療の提供につながるよう取り組んでまいります。
最後に、ご講義いただいた笠原先生をはじめ、ご参加・ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
感染防止対策チーム 薬剤師 六波羅友貴












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