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第2回 BLS(一次救命処置)研修を開催しました

  • jinji23
  • 6 日前
  • 読了時間: 2分

11月7日、鴻池会では今年度第2回となる「一次救命(BLS)実地研修」を実施しました。今回の研修は、院内全職員を対象とした事前資料研修に加え、医師や看護師だけでなく各部署から実技研修に参加してもらうことで、より多くの職員が救命手技を身につけられることを目的としました。

参加者は看護師、介護士、理学療法士、作業療法士、公認心理師、ソーシャルワーカー、放射線技師、薬剤師、管理栄養士、医事課職員など、法人内の多様な部門から約30名が集まりました。




講師は、BLS/ACLS修了者の看護師1名、BLS修了の看護師2名、理学療法士1名の計4名が担当し、座学で一次救命の流れと緊急コードの確認を行った後、複数名でチームを組み、心肺蘇生用人形とAEDトレーナーを用いて訓練を行いました。



胸骨圧迫、AEDの準備と装着、バックバルブマスクによる換気、院内緊急コードの発令など、実際の急変対応を想定した手順を、参加者は一つ一つ丁寧に確認しながら取り組んでいました。どのグループも、担当講師へ積極的に質問し、なぜこの行動が必要なのか、どこに注意が必要なのかを真剣に学ぶ姿が印象的でした。





また、本年度は参加した職員がそれぞれの部署に戻り、後日、訓練用の人形やAEDトレーナーを持ち回りで使用しながら部署内で実地訓練を行う予定になっています。これにより、限られた研修時間でも全職員に実践の機会を確保し、急変時に迷わず行動できる組織づくりをさらに強化していきます。



一次救命は、医師や看護師だけでなく、すべての医療従事者が担える「いのちを守る最初の行動」です。今回の研修を通じて、職種の枠を越え、鴻池会全体で急変時対応に向き合う姿勢がより一層広がったと感じています。


ご参加いただいた皆様、協力いただいた講師の皆様、ありがとうございました。

 

2025年11月7日


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