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他施設と「看護必要度を活用した多職種研修」を実施しました!

  • 1 日前
  • 読了時間: 3分

今回は、京都民医連中央病院での現地集合と、当院・筑波メディカルセンター病院・市立甲府病院・甲府共立病院をオンラインでつなぐ、初めてのハイブリッド形式での研修に挑戦しました。

「看護必要度を活用した多職種研修」は、模造紙や付箋を使った“花束チャート”やワールド・カフェ方式で進めるため、Webでの運営や京都民医連中央病院との連携に不安もありましたが、関係者による入念な事前準備により、スムーズに実施することができました。


ラウンド1:

オリエンテーション・事例説明・自施設でのグループワーク

京都民医連中央病院よりオリエンテーションと事例説明をいただいた後、各施設でグループワークを行いました。

当院は看護必要度チームが参加し、これまで2年間の研修経験を活かしながら、B項目「衣服の着脱」について、患者の課題・必要なケア・関わる職種を付箋に書き出し、花束チャートを作成しました。



ラウンド2:Webを活用したワールド・カフェ(他花受粉)

もっとも心配していたオンラインでのグループ移動ですが、京都民医連中央病院がZoomのブレイクアウトルームを巧みに活用してくださり、グループごとにPCを配置することで、他施設のチャート内容を共有しながら新たな視点を収集することができました。




ラウンド3:元のグループでの統合・発表

最後に元のグループへ戻り、得られた情報を統合して花束チャートを完成させ、各グループで発表を行いました。

画角や音響の課題はあったものの、無事にハイブリッド研修を終えることができました。




参加者からの主な学び・気づき

  • 自分の職種だけでなく、他職種の視点で考える重要性を再認識した

  • 毎回、自分では思いつかない視点を得られる研修である

  • これまでの研修よりもレベルの高さを感じた

  • 他施設との研修は非常に刺激的だった

  • 看護必要度A・B項目の一覧がとても分かりやすかった

  • 「衣服の着脱」は看護以外の職種では専門性を発揮しにくいが、支援できる部分があると気づけた

  • 全介助の方でも衣服の着脱には多くのリスクがあることを再認識した

  • 事例がとても理解しやすかった


秋津鴻池病院グループ内で深まった議論

特に印象的だったのは「入院時から衣服の着脱が全介助である」という状況についての議論です。

全介助を一部介助へ改善することは難しいかもしれない。

しかし、患者さんにはまだ手を動かせる力が残っており、その力を弱らせてはいけない。 力が弱ることで拘縮の進行やスキンテアなど新たな問題が生じる可能性があることを共有しました。

そのため、手浴や手のリンパマッサージを各職種が1日1分ずつでも行えば、合計5〜7分以上のケアとなり、手の可動性を少しでも長く維持できる。結果として患者さんのQOL向上につながる。

この気づきは、参加者にとって大きな学びとなりました。


看護必要度

最後に

今回の経験を踏まえ、秋にも院内研修を開催したいと考えています。

多職種で学び合うことで、患者さんの生活をより良くする視点が広がることを実感した研修でした。


2026年7月 看護部長 河田津也

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