【研究協力】オンラインでの要介護認定調査に向けたパイロット調査を実施しました
9月26日(土)、当法人鴻池会の有料老人ホーム「おおとり」と介護老人保健施設「鴻池荘」で、オンラインによる要介護認定調査のパイロット調査が行われました。
どんな研究なのか
今回ご協力したのは、厚生労働科学研究費補助金による研究「要介護認定におけるオンライン認定調査の実行可能性および妥当性の検証に関する研究」です。
現在、要介護認定調査は調査員がご本人のもとを訪問して行っています。
この研究では、事前の問診、撮影した動画、ビデオ通話を組み合わせることで、オンラインでも適切に認定調査ができるかを検証しています。
人口減少が進み、専門職の人材不足がますます深刻になるなか、認定調査をオンラインでも円滑に行えるよう、その要件や方法を確立することが目的です。
研究メンバーのお一人である埼玉県立大学大学院の筒井孝子教授から試行調査へのご協力依頼をいただき、当法人がお引き受けすることになりました。
当日の様子
当日は、筒井教授をはじめ研究に携わる先生方と撮影スタッフの皆さまにお越しいただきました。
撮影したのは、ベッドから車いすへ、ベッドから歩行器へといった「移乗」の動作です。あわせて、その際に当法人の介護福祉士がどのような声かけや介助をしているかも記録されました。「移乗」は認定調査の生活機能の項目のひとつで、訪問して確認している内容を、映像やオンラインで確認できるようにするための取り組みです。集めたデータは今後AIで分析され、認定調査をより迅速かつ正確に行えるようにすることを目指しているそうです。
ご協力いただいた皆さまへ
今回撮影にご協力いただいたのは、有料老人ホームから1名、老健から3名の計4名の方です。事前にご本人とご家族に説明させていただき、ご心配の声もありましたが、ご理解とご承諾をいただきました。「大丈夫や」と快く引き受けてくださった方もいらっしゃいました。
当日は撮影機材に少し驚かれた様子もあり、「緊張した」とおっしゃりながらも、皆さん上手に撮影にご協力くださいました。
ご参加いただいた4名の皆さま、そしてご理解くださったご家族の皆さまに、心より御礼申し上げます。研究はもうしばらく続きます。いただいた貴重な映像データは、今後の認定調査に役立てられるよう大切に活用させていただきます。
また、準備から当日まで対応してくれた副看護部長、介護課長、各所属長をはじめ、職員の皆さんにも感謝いたします。
このような研究の協力施設に選んでいただけたことを励みに、これからも皆さまに安心して過ごしていただける、質の高いケアを目指してまいります。
2026年9月
看護部 看護部長 河田







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