top of page

CVPPP研修(包括的暴力防止プログラム)を実施しました!

  • jinji23
  • 7月15日
  • 読了時間: 2分

7月10日、当院で第1回**CVPPP(包括的暴力防止プログラム)**研修を行いました!

CVPPPとは、「包括的暴力防止プログラム」(Comprehensive Violence Prevention and Protection Program)の略称です。


このプログラムは、医療の場で発生する暴力や攻撃性に適切に介入するために設計されており、患者の尊厳を守りながら安全を確保することを目的としています。具体的には、医療スタッフが患者に対して適切に関わり、暴力行為を身体的な介入だけでなく、治療的な視点からも防止することを目指しています。


CVPP研修1

今回の研修では、患者さんの暴力行為直前の状態をどう見極めるか、そのアセスメントの方法を学習しました。さらに、グループワークや実技を通して体感できるようにしました。

研修生同士でペアを作って力を入れて腕を掴む、力を入れて誘導する、グループワークを通して相手の気持ちを知るところからスタートしました。相手につかまれる力感は必ず相手に伝わるので、伝わった力によっては恐怖や不快感を与えてしまうことを理解してもらいました。「エスコート法は、相手に恐怖や不快感を与えないようにする誘導なんだ」と研修生も納得した様子でした。



研修生からは、CVPPPは患者の攻撃的な行動をただ制止するためにだけでなく、患者へのケアの気持ちを忘れず、実践することが大切であるということが学べたと感想を述べてくれました。

12月は、2回目のCVPPP研修を実施する予定です。次は、実際の場面を想定し、ディ・エスカレーション(患者の不穏状態への介入)+身体介入の実技を実践してもらう予定です。

今後、CVPPPを通して、患者さんや職員の安全が確保でき、暴力行為に至る前に患者対応できるスタッフが増える職場環境を目指していきたいと考えています。






看護部 教育委員会



 

 

2025年7月10日


Comments


bottom of page